「絵本ピアノ語り」OTONO小町 “Story Telling with Piano” with OTONO Komachi
全室で、絵本「ぐりとぐらのおきゃくさま」の音楽入り読み聞かせと、「赤鼻のトナカイ」「サンタが街にやってくる」「あわてんぼのサンタ」などのクリスマスソングを一緒に歌ったり、「きよしこの夜」や「O Holy Night」の賛美歌を2部合唱、「White Christmas」「Have yourself a merry little Christmas」などのバラードも聞いて頂きました。
病棟では、人見知りが始まったばかりという男の子は、近づくと泣きそうになるのですが、ちょっと離れて絵本を読むと、ブラブラ揺れるクリスマスツリーのピアスを見たり、じっとお話を聞いてくれたりしました。恐竜が大好きという男の子は、恐竜の絵を描くのも上手で、描いた絵を見せてくれました。「あわてんぼのサンタ」から、もうプレゼントをもらったそうでした。
おしゃべりする腕時計を付けて、ピカピカの銀の靴を履いたおしゃまな女の子は、お母さんとおばあちゃまと一緒で、ずっとお母さんにピッタリくっついていました。素敵な靴で、早く外に出られるようになりますように。
乳児院では、大型絵本の他に「一本指で鳴らそう」「あずきっちょ、まめっちょ」「ぐーちょきぱーで何つくろ」などの手遊びや、「ジングルベル」で歩きながら「ストップ」という合図でピアノと歌と一緒に、かっこいいポーズで止まる、という遊び(リトミック)もしました。
その時、一番カッコいいポーズをしてる人の恰好を皆で真似っこしてみるのですが、最後には、なんと寝っ転がってハイハイしてる子の真似っこも。そして気が付けば、いつものようにピアノの横によちよちのチビッ子が。毎回、その可愛さに思わず頬が緩んでしまいます。
最後は、ぐりとぐらのパペットにペタペタとタッチしてバイバイしました。
(日赤医療センター小児病棟・附属乳児院 ~Japanese Red Cross Medical Center~)