塗り絵と貼り絵

2025.11.06

担当:眞鍋麻里

場所:国立成育医療研究センター

久しぶりの成育での活動でした。プレイルームにもたくさんの子ども達が来てくれて、来れない子ども達にもたくさんの塗り絵を描きました。

ペンを使ってすごく丁寧に集中して取り組んでくれた男の子、大好きなピカチュウをリクエストしてくれて、お母さんと一緒に一生懸命塗ってくれた男の子、2人ともとっても上手でした。

今回は赤ちゃんが多かったので、保護者の方が楽しまれているのも、それはそれでよい時間を過ごせていただけてよかったです。

皆様とても喜んでくださり、楽しい時間でした。

コットンで描くパステルアート

2025.11.05

担当:佐山雅美

場所:神奈川県立こども医療センター

今回は秋なので「きのこ」のモチーフにしました。
短時間で描けるようにステンシルを工夫しました。きのこのステンシルにパンパステルで色を塗り、あとはみんなが大好きなシールや色紙で作った葉っぱなどを貼って、楽しくデコレーションしてもらいました。

とても印象的だったのが、術後で何事にも意欲を出さない女の子が初めて「パステルをやってみたい」と意思表示をしたので、やらせてあげたい。けれど、まだ安静でプレイルームにこられないので、最後に個室で教えて欲しいと頼まれました。

もちろん喜んでお受けしましたが、ご両親と横になりながらプレイルームの前を車椅子で通って様子を見に来たら、みんながワイワイと楽しそうにきのこを描いているのを見て、「ここでやりたい」と言ってくれて、プレイルーム前の廊下に場所をセットして参加してくれました。

右手が使えない状態だったのですが、上手に左手で描いてくれました。ご両親はビデオ撮影しながら娘さんの様子をみてとても嬉しそうでした。
出来上がった作品をみた時に娘さんが笑顔になり、そして主治医の先生がその様子をみてとても驚き&喜んでいました。

それから、前回のイルカのモチーフの時に参加してくれた女の子が、「イルカの先生だ!」とお母さんに言っていたそうです。イルカの時とても楽しかったからまたやりたいと親子で参加されました。
帰りにお母さんから、「ずっと入院していると季節の変化がわからないけど、こうやって作品を通して季節を感じられるイベントはとても有難いです」と言っていただけて、私も嬉しくなりました。
今回も子供達のアイディアに驚きの連続でした。
毎回、私の方が学んでいます。