沖縄&ラテン音楽

2024.05.22

担当:Satoko(古賀聡子) & Salt(塩崎雅朗)

場所:新宿養護学校内ひまわりHaus

 今回、新宿養護学校ひまわりHausへ初めて伺わせていただき、ちょっとドキドキしつつも良いお天気だし、大好きな自転車で行けるなんて最高!!

 どんな曲をどんなふうに演奏しようか? 楽器は? スタイルは? Satokoが歌う? Saltが歌う? ハモる? 踊る? 衣装は? オリジナルも入れる? 少し背伸びした大人っぽいのもアリかな?・・・いろんな考えが巡ります。

 ちょうど体育館に着くと、職員の方々がコンサートの準備を始めていました。
ステージにするところにピアノやマイク、そして大きな風船を膨らましたりと、それはアイデアや閃きも降りてきそうな空間です。

 ステージを囲んで輪になるようにセッティングしたり、今日集まってきてくださるお子さんの名前の書いたカードも見せてくださいました。徐々に集まってきてくださるお子さんたちも楽しみにしている感じで、私も楽しくなってきました。

 演奏が始まればそれまでの緊張も何処かへ行ってしまいました。
みなさんの愛が詰まった時間。「やさしい時間」が流れていく。あぁ、音楽って最高やなって思いました。また頑張ろうと思います。ありがとうございました。(Satoko)

 初めての活動場所だったので、どんな子たちが参加するのかを色々想像していました。2階の奥にある体育館に到着すると、キーボードとマットで円形が描かれていました。
車椅子利用の子が多く、施設には沢山の楽器や風船などがあり体育館は楽しそうな環境づくりがなされてました。今日集まる利用者のメンバーのカードを見せていただくと、ほとんどの子が好きなことの中に「歌う」や「音楽」と書いてあり、嫌いなことに「大きな音」と入ってました。音に敏感なのを知り、優しく、時には激しく奏でていこうと思いました。

 初めはゆっくりした曲から、だんだんその場が慣れてくると我々もアドリブで展開し、みんなが輪になって鈴を鳴らしながら動き、とても良い雰囲気になりました。
あらためて音楽は素直さを引き出し、壁を越えてみんなで一つになれるんだということを皆さんと一緒に体験で来たのかなと思います。
 職員さんや保護者のみなさんの笑顔にもとても癒されました。ありがとうございました。(Salt)

 

パステルアート

2024.05.20

担当:佐山雅美

場所:日本赤十字医療センター小児病棟

 消しゴムはんこで作った木の幹のスタンプを画用紙に押し、自由に木にデコレーションしてもらいました。コロナやインフルエンザの感染リスクを考慮し、今回はファンデーションの様な固形タイプのパンパステルを球コットンにつけて描きました。これにより衛生面を保つとともに、ベッド上での制作でもパステルの粉で汚れるのを軽減することができます。
 
 パステルで色を塗り、木の幹に子ども達が大好きなシール貼りを楽しんでもらいました。フレームも選んでもらい完成! それぞれの魅力あふれる素敵な木が誕生しました。

 
 恐竜が大好きな小1の男の子の作品は、パステルがとっても綺麗に発色していました。とても慎重に丁寧に制作していて、その集中力にお母さんは驚いていました。入学式に参加できず桜を見れなくて残念だったとの話から、桜のシールを出したら親子でとても喜んでくれて、木の一部に桜の部分を作っていました。出来上がりを見て「僕天才かも」と自画自賛でした。


  今回、月齢が小さいお子さんが2人いて、代わりにお母さんが制作しました。「パステル楽しい!」と夢中になって描いて下さっていました。とても上手でした。
 

 最後は3歳になったばかりの乳児院からきていた女の子。ベットに寝たきりでしたが、ずっと笑顔でした。シールを見せると「これ」と選んでくれて、シールを手につけてあげると紙に自分で貼り、作品を完成させました。途中声を出して笑ったり終始楽しそうでした。とっても笑顔が可愛い子で、私も、保育士さんも、看護師さんも、みんな彼女の笑顔に癒されていました。とても可愛くて素敵な作品が出来上がりました。
 今回も素敵な作品が出来上がり楽しい時間でした。

声優のお話し会

2024.05.15

担当:友川まり

場所:神奈川県立こども医療センター

 4年4か月ぶりの訪問での活動です。プレイルームと、個別にベッドサイドで、絵本と紙芝居の読み聞かせをしました。

 
私も参加者もマスクはしていますが実際に会えたことが嬉しかったです。

 プレイルームでは親子で参加してくださり、子どもさんたちもリラックスして参加していました。

 クイズ形式の本では、答えがわかると嬉しそうに教えてくれたり、9か月の赤ちゃんが「わー、きゃー」と声をあげてくれたり、参加型の読み聞かせができて私も楽しかったです。

 個別のベットサイドでは、好みをうかがって本を選びました。

塗り絵・貼り絵

2024.05.13

担当:眞鍋麻里

場所:日本赤十字医療センター 小児病棟

 子どもたちそれぞれのリクエストに応えるかたちで、塗り絵と貼り絵をしました。

 いつものように、私の知らない新しいキャラクターも登場し、スマホで検索しながら描きました💦


「100点!」「花丸!」と言ってもらって、嬉しくなってしまいました。

 貼り絵を選んだ子は、貼り絵でドレスを作りました。とても可愛くできました。

歌と絵本ライブ

2024.05.08

担当:coo、西村直人

場所:神奈川県立こども医療センター ひだまりcollege(オンライン)

 オンラインによる歌と絵本ライブを行いました。


 動画も織り交ぜながら、以下のナンバーをお届けしました。

1)RPG
2)妖怪の詩(ジャズ)
3)これで人生ガッテンだ
4)ドオン!
5)妖怪パトロール(ファンク系ダンス)
6)妖怪から一言(バラード)
7)お星さま

 スマホジちゃんの元気な声で幕開け! いつも元気にライブの扉を開いてくれます!感謝!


 画面をオンにしている方の表情が見えたり、打楽器でコール&レスポンスしてくれたり、バースデーソングのやり取りなどでコミュニケーションが取れていることを実感できてよかったです。

大道芸

2024.05.01

担当:徳島はっちー

場所:神奈川県立こども医療センター

 病室前やベッドサイドで会話しつつ、バルーンアートをプレゼントしました。今回は4西病棟での活動で、前回の5西病棟同様に病室を訪問して回る形でした。
 いつものようにベッドサイドでお話しつつ風船を作っていましたが、「ピクミン」や「おじさん(謎のぬいぐるみ)」「モンゴリアンデスワーム」等、子どもたちから自由なリクエストがあり、頭をひねりながら創作。

 その無理矢理な出来を見て、うんうんと許容してくれる子、ひとまず納得して受け取ってくれる子、しばらく固まって何かを考えてから渋々頷いてくれる子など反応は様々でした。そういう反応の違いも面白いです。

 また、今回「ピエロを怖がる子がいる」と聞いていたのですが、メイクも赤鼻もしていなかったので、何事もなく男の子とご対面。
スムーズに風船をプレゼント・・・したのも束の間、一呼吸置いてから遠目に彼の顔を見て「あれ?前に会ったことある!?」と気が付きました。「前にも会ったよね」とあらためて声をかけると「うん、忘れてた」「一回退院して、また少しだけ入院してる」とのこと。お互いに忘れていて、お互いに途中で思い出したようです(笑)
病院での再会なので複雑ですが、会えて嬉しかったです。

 アシスタントの奥村さんはじめ、この度も皆さん有り難うございました。

アートでおしゃべり

2024.05.10

担当:丸岡由子、友川まり(スマホジちゃん)

場所:日本大学医学部附属板橋病院(オンライン)

 初めての「アートでおしゃべり」の活動です。
 5つの絵画から好きな作品を選んで、その絵のどこが好きなのか等をみんなとお話ししたり、1つの作品を皆なで鑑賞しながら、絵を見て感じたり考えたことについて自由にお話しをしました。

 今回は、2つのグループに分かれてオンラインでの「アートでおしゃべり」です。
 年中さん・年長さんグループでは、発言が重なりあうほど、自分の好きな作品や一緒に見た絵について沢山お話してくれました。
「マントがかっこいい!」「浮いている感じが楽しそう」「お花がきれい」など、選んだ絵について楽しそうに語ってくれました。


 アンリ・ルソー作《眠るジプシー女》を鑑賞している時は、スマホジちゃんが「月の砂漠」を歌ってくれた場面も🎵
 小学生グループでは、さらに深い鑑賞が…。ジョルジュ・ド・ラ・トゥール作《ダイヤのエースを持ついかさま師》を見て、「この人トランプを隠している!」「テーブルにお金があるから賭け事しているのかな」「みんな目が怖い」「この人とこの人はグルで悪だくみしているのでは?」など、細かいところまで絵をじっくり見て、発見したこと・考えたことをお話してくれました。


絵を見る楽しさ、感じてもらえたかな?

眞理さんの弾き語り

2024.04.20

担当:眞理さん

場所:+laugh(アンドラフ)

 この日は、弾き語りを始めると…老婦人が「生演奏?」とおっしゃり、お友達も連れてきて、しばらく聴いてくださいました。
 「こいのぼり」ジャズ風や 、「いつも何度でも」、「アヴェ・ヴェルム・コルプス」などなど。

 色々と弾き語りをしていると、今度は小学生が続々と駄菓子を買いにきていて、並びながら一緒に聴いていました。帰り際「ピアノ良かったぁ〜!」と、声をかけてくれて、何だか嬉しかったです♪

 参加者の皆さんとのツリーチャイムの時間には、以前よりも上手に手を使って鳴らすお子さんもいて、その成長ぶりに喜びが込み上げてきました。 こんな素敵な場所が、ずっと…ずっと続くと良いな…と思います♪

コットンで描くパステルアート

2024.04.03

担当:佐山雅美

場所:神奈川県立こども医療センター

 プレイルームでの活動再開でした。やはりみんなで描くのは楽しいですね。朝から楽しみで、「時間までに検査を終わらせる!」と頑張っていた子もいると聞いて嬉しかったです。

 「パステルでとても上手に木が描けたから」と、みんな大好きなシールなどのデコレーションをしないという子もいました。そして自分の作品にピッタリのフレームを選び、作品を入れた時の子どもたちの喜びと自信に満ちた顔がとても可愛かったです。 「大満足!!」の言葉と笑顔が嬉しかったです。

 途中、1人処置で席をはずし、作品を完成できませんでしたが、シールなどを置いてきました。とても優しい色の桜の木を描いていたのできっと今頃満開の桜の木が誕生したかな?
 お母さん達が「制作の活動があると子ども達も喜ぶので嬉しい」と言って下さいました。これからも子ども達が喜ぶ活動をしていきたいです。

ペーパークラフトを作ろう!

2024.04.22

担当:天羽きり

場所:日本赤十字医療センター小児病棟

 今回は口をぱくぱく動かす「おしゃべりカラス」と、羽をぱたぱた動かす「ぱたぱた鶴」の、2種類の鳥を作りました。

 プレイルームではなく、ベッドサイドでの活動でしたので、ひとりひとりのペースに合わせて、わかりやすく説明できました。

 今、恐竜が大人気らしく、ベッドサイドに恐竜の本が置いてある子が何人かいました。今日作った二つの動く鳥が「プテラノドン」に似ていて、「あとでプテラノドンを作ってみる!」と張り切って言ってくれました。

 ベッドが向かいどうしの二人の小学生は今まで話したことが無かったそうですが、今日のことがきっかけで「同じ学年だ!」と話すようになったと、保育士さんが教えてくださいました。
そんなきっかけになったこともうれしく思います。