Activity Report 〜スマイリングホスピタル関東地区活動記録〜
NPOスマイリングホスピタルジャパン活動記録
「ピアノ箱＆バルーンアート」原由美子、北畠美雪 “Concert＆Balloon Art” with Yumiko Hara＆Miyuki Kitabatake
会場の天井が高く響きが良かったです。
ピアノと一緒に踊ったり(パプリカ)、歌ったりで音楽を通して楽しいひとときを共有出来た！と思いました。(原）
ピアノの音が、ポロロンと響くと子供達が集まり出し、曲にのって手を叩いたり踊ったりと楽しかったです。バルーンを一緒にふくらましたり、飛ばしたりも楽しかったです。（北畠）
本当に楽しい時間を過ごさせて頂けてありがとうございました！
次回が楽しみです。
（千葉県こども病院 ～Chiba Children’s Hospital～）
「語り＆点字の会」川島昭恵 “Book Reading” with Akie Kawashima
最初プレイルームでテーブルに座って絵本を並べていたら、５歳の男の子とお母さんが来てくださいました。「ととけっこう よがあけた」を読んでいたら、今度は８歳と１０歳の男の子も来てくれました。「おおきなかぶ」「しんせつなともだち」「グリとグラ」「こんとあき」等を次々にリクエストしてくれました。
うんうんと頷きながら、途中でやり取りしながら聞いてくれました。
グリとグラの最後のページには、字はないけれど、グリとグラが卵の殻の車に乗っているんだよと絵の説明もしてくれて、私はとても嬉しかったです。そんな楽しい絵が最後にあったとはちっとも知りませんでした。途中から１２歳の女の子もいらしてくれて、みんなで聞いてくれてとても和やかな楽しい時間でした。
その後点字を打ってみると言ってくれて、１０歳の男の子は表を見ながら名前と自分の好きなゲームの名前をとても上手に書いてくれました。点字に興味を持ってくれることはとても嬉しいです。
今日は久しぶりの活動でしたが、心が温かくなる良い時間を子供たちと過ごせて、私は豊かな温かな気持ちでいっぱいになりました。
（慶應義塾大学病院 ～Keio University Hosiptal～）
「ジャグリング・パントマイム・バルーンアート」徳島はっちー “Juggling, Pantomime& Balloon Art” with Tokushima Hachy
４歳の男の子の病室では、おじい様とおばあ様がお見舞いにお越しでした。Ａくんは人見知りで、「もう友達だよね？お部屋に入っても良いよね？」と聞いても頑なに首を横に振り続けていましたが、その反応が周りの大人の笑いを誘っていました。パフォーマンス後に偶然おじい様とお話しする機会があり、お聞きしたところによると、僕たちが居なくなってから嬉しそうに自分が感じたことなどを話してくれていたそうです。お孫さんのお話を嬉しそうにして下さる様子を見て、こちらもまた嬉しくなりました。
ベッド柵に鼻と口を押し付けながら熱心に？見てくれる子や「あとでプレイルームでもやるから見ないでね。同じことするから」と伝えると本当に見ないようにしてくれる真面目な子も居たりして、その様子を見た大人たちのほうが笑顔にさせられるという現象が色々な場面で起こっていました。
（日赤医療センター小児病棟 ～Japanese Red Cross Medical Center～）
「マジック＆パントマイム」マサトモジャ “Magic＆Pantomime” with Masatomoja
職員の方も含め、興味津々で見てくれました。「こういうのは初めてでとても楽しめました」と言われてうれしかったです。
不思議なマジックも横からみるとタネが丸見えだったり、ハトが飛んだりスタッフのみなさんが大笑い。トランプのマジックは近くで見ているのに本当に不思議。フルートの演奏まであって盛りだくさんでした。
子どもたちは何が起きているのか不思議そうに見ていました。
（なかのドリーム ～Nakano Dream～）
「パステルアート」佐山雅美(５西病棟） “Pastel Art” with Masami Sayama
始まってすぐにプレイルームは満席状態で親子で七夕カード作りを楽しんでくれていました。
今回初めて、パステルアートとスタンプアートを両方使って作品制作をしてみました。シールやパンチした色紙を貼ってのデコレーションは子どもたちの個性あふれる表現でいつも夢中になる作業です。今回も素敵な作品が出来ました。
とても楽しかったと病室に戻ってからも、もう一度やりたいとお母さんに言い続けた様で、お母さんともう一度制作にきた子が何人かいました♪
季節の行事に合った作品作りはいつも皆さまに喜んでいただけます。
（神奈川県立こども医療センター ～Kanagawa Children’s Medical Center～）
「ボサノバギターで遊ぼう」Satoko “Bossa Nova Together!” with Satoko 
個室で一人一人に歌いながらご挨拶＆おしゃべり。
最初に入ったお部屋のお子様は、見せたことのない笑顔と、その後リラックスして、「痛みが少し和らいでいるのかしら？」なんて言ってました（痛みがあることは容易に想像できました）。オリジナル曲をお母様が涙を流して聴いてくださりました。ギターに触ってもらいながら、一緒に歌ってみたりもしました。
お母様が、終わってから、あぁ、撮りたかった～～と、動画＆写真を撮りたいともう一回プレイしました。
プレイルームでは、集まったお子さんと、保育士さんと親御さんとで、発声してもらって３声にわかれてハーモニーを奏でてもらい、そのライン上で私が自由にアドリブしました。
（東京大学医学部附属病院 ～The University of Tokyo Hospital～）
「お話し音楽会」大和田ひろみ＆松尾ほず美（ハーコ） “Reading＆Concert” with Hiromi Owada＆Hozumi Matuo
パネルシアター、ハープやハンドベルを使った「お話し音楽会」。楽しそうに参加してくれた子どもたちがいて嬉しくなりました。病棟のスタッフの方も協力的で、ハンドベルを頑張ってくださいました。
前回とは違う病棟で、今回も楽しくさせていただきました。演奏する機会を頂けてまた頑張ろうという気持ちになりました。
（千葉県こども病院 ～Chiba Children’s Hospital～）
「てるてる坊主の景色」三輪ゆうこ “Craft”with Yuko Miwa
ペーパータオルを丸めたものを障子紙にくるみ紙ひもで結んでてるてる坊主を作り、てるてる坊主を色画用紙に貼ってまわりの風景を描いてもらいました。
プレイルームで見本の背景をひとつひとつ確認しながら描いてくれた女の子。自分の作品を完成させた後に続けて新幹線の絵と海の中の景色の絵を描いてくれました。自分の描きたいものをおしゃべりしながら楽しんで描いていました。
ベットサイドで一緒に作った４歳の女の子は、片手だけの作業だったがてるてる坊主にインクを塗るところはひとりで、クレヨンの描画は手を添えて一緒に行いました。大好きな卵焼きやいちごを描いて、てるてる坊主の背後に怖いおばけを描いていました。
子どもの発想力、表現力の豊かさ、本当にいつもびっくりします。
（慶應義塾大学病院 ～Keio University Hosiptal～）
「ジャグリング＆バルーン」ストリートパフォーマーRYU “Juggling & Ballon” with Street Performer RYU
前回会ったアオちゃんの前でまたジャグリングを披露できました。前回と違ってアオちゃんはICUに移動しているということで、ICUという響きだけで僕はガチガチに緊張してしまったのだけれど、無事にジャグリングを披露できてよかったです。
病院側からの信頼があるからこそ、そういった場所でもボランティア活動ができるのだと思います。スマイリングホスピタルジャパンの一員として、これからもしっかりと活動して行きたいとあらためて思いました。
３階でのバルーンのネズミ作りでは、お母さんたちが大盛り上がりでした。院内学級を終えた学童さんも参加してくれて、お母さんたちより思い切り良くバルーンをねじって上手に作っていました。
（東京大学医学部附属病院 ～The University of Tokyo Hospital～）
「キッズボサノバ」Izatake “Kids Bossa Nova”with Izatake
演奏をしながら、皆の反応をみながら、雰囲気で選曲していきました。
テンポのよいボサノバ中心に、オリジナルや絵本、合間に、ギターソロ、即興セッション交えて。スチールタングドラムも持参しました。
ここに来るお子さんは、言葉でのコミュニケーションはとれないけども、とても耳がいいらしく、音楽は大好きらしい。
どんな気持ちで聴いてくれるかな？楽しんでくれてるかな？
ピアノが大好きというお子さんには、即興セッションにも参加してもらいました。
音に言葉に、いい波動をのせて届けました。毎日に介護で大変なご家族にもひとときの安らぎを。
（なかのドリーム ～Nakano Dream～）