2025.06.18
担当:三輪ゆうこ
場所:神奈川県立こども医療センター
てるてるぼうず作りをしました。
①障子紙をくしゃくしゃにして柔らかくする
②紙ひもでむすんでてるてるぼうずにする
③目や口を描いて、インクを染み込ませて色をつける
④イラストボードに貼って、背景を描く、ひもをつけて飾る
「子どもが寝てしまったので…」と言いながら、お母さんがひとりで作りはじめたところに、大きな車椅子の男の子が来て、互いにおしゃべりしながらてるてるぼうずを作りました。そのお母さんが他の方にもお伝えしてくれたようで、「今日はてるてるぼうず作ってるんですか?」と多くの方がプレイルームに来てくれました。



最初は言葉少なに作っていた女の子、イラストボードに背景を描くときに、「6月に咲くお花はなに?」と声を出して聞いてきて、紫陽花や傘を真剣に描いていました。
ひとりで参加したお父さん、じっくりと時間をかけて作り、娘さんにプレゼントするとおっしゃっていました。
完成してボードにひもをつけて、点滴の棒のてっぺんにかけて病室に戻っていくお子さんもいました。



プレイルームで活動することで、互いの作品を見て普段と違った交流ができた印象を受けました。手指の力が弱っていても、紙をつかんでくしゃくしゃにしたり、ひもをゆっくりむすぶことを楽しんでもらえたようでした。

