~英語の歌遊び by Mieko Horikoshi~Let’s Enjoy English Songs!〜
やさしい英語の語りかけと馴染みのある英語の歌で、会話や手遊び、言葉遊びを楽しみました。英語が得意な小学3年生は流暢な会話を披露してくれました。せっかく習ったり身につけたスキルも入院中はお預けだったり使う機会がなかったりですが、好きなこと得意なことを皆に見てもらたり聴いてもらったりする機会も自然に作り出している、というのもSHJの専門家による活動ならではです。乳児室ではゆったりと穏やかな曲を弾き語りしました。
Children enjoyed English songs and conversation. A ten years-old boy who was good at English was so happy to speak English. In hospital, children tend to give up doing or showing their own special skill as there’s no chance or no places to do that. But SHJ’s activity by professional artists sometimes provide them good opportunities to express him/herself. It makes them feel so pride of him/herself and this chance is absolutely needed for those at such young age.
(慶應義塾大学病院 5S小児病棟~Keio University Hospital~)
※ 2013年9月末までの活動はこちら
サックスで「星に願いを」「ルパン三世」など。主旋律に合わせたパーカッションのリズムが高揚感を生みました。色々なパーカッションを使ったり説明を聞いたりして子どもたちも全員参加でリズムを楽しみました。楽器がなくても身の回りのものは何でも楽器になる、たとえは自分の手だって椅子だって叩けば立派なパーカッション。椅子かと思ったら楽器だった、というカホンの由来や、持ち運びも楽なトラベルカホンも紹介してくれました。カホンは何でもない箱みたいだけれど、叩く場所や強さなどによって音もリズムもいろいろに変化させることができる、不思議で意外な楽器・・熱心にリズムをとる子どもの様子から、「叩く」という行為は無心になれて気持ちが発散できるようです。今日も笑顔がたくさん生まれました。
「RPG」「トリセツ」「遠く遠く」でノリノリ。「いつも何度でも」で涙。「宇宙ダンス(妖怪ウォッチ)」でニッコニコ。「どんなときも(マッキー)」ではお母様が満面の笑顔でコンサートさながらの振り付け、ドクターも一緒に歌って・・。「スマイルアゲイン」では再び涙。みんなそれぞれ大好きな歌のリクエストが叶って感動の時間でした!重度重複障害の高校生に「スマイルアゲイン」を歌うと、そのお子さんは涙を流していました。歌詞がとても素晴らしいので感動されていたのです。見た目の障害でつい、わかっていない、聞こえていない、見えていない、と勝手に判断しがちですが、それは関わる側の寄り添い方の問題で、発信が困難であるために理解されないでいる彼らの苦労を私たち関わる側こそが理解しなくてはなりません。