~三原典子さんのドラムサークル~
ドラムサークルファシリテーターの三原典子さん、SHJデビュー!
声ではなく音とリズムで輪になっておしゃべり。歌の上手下手は全然気にせずのびのび!不思議な楽器にびっくりしたりみんなと合わせてはしゃいだり・・・。いろいろな打楽器やトーンチャイムの音色にうっとり。ベッドサイドでは優しいトーンチャイムが心地よく響きました。
トーンチャイムで思い思いに音を出したり、一斉にポーンと鳴らして共鳴を味わったり、そして「メリーさんのひつじ」や「ちょうちょ」などの曲を合奏したり・・。ずっしりと重たく冷たい感触が心地よく、その長さによって音の高さがちがうことも発見。瞳をきらきらとさせて興味深そうにたくさんの楽器に触れました。

全員が輪になってコミュニケーションをとれるドラムサークルの活動、新鮮でした。三原さんのスーツケースの中はあふれるほどの見たこともないような打楽器の数々。ドラム、打楽器というと「うるさい」イメージですが、場に合わせて柔らかい音も自在に出せるので眠っている子どもの隣のベッドでも大丈夫。また新しい病棟での活動が加わりました。
(神奈川県立こども医療センター 内科系病棟)
※ 2013年9月末までの活動はこちら

今年最初の活動は堀口眞理さんの「なんでもリクエスト&音楽クイズ」。ぐずりながらお母様に抱かれて渋々プレイルームにやってきた女の子は、「さんぽ」のピアノ演奏を聴いて一気にテンションup! ハンドベルとタンバリンでウキウキノリノリ! 活動後廊下ですれ違うと、ルンルン鼻歌で今にもスキップしそうなほどご機嫌に。その様子を見ていたお母様の笑顔も素敵でした!
各病室を回って子どもたちを驚かすマジックの数々・・・。プレイルームでも、マジックとパントマイム、そしてジャグリングを披露。子どもたちはその不思議な様子に引き込まれました。
プレイルームでお母様方も含め15名ほどで、マラカス、ハンドベルを使って「キセキ」などを合奏しました。赤ちゃんが多かったですが、音楽にとても興味があるようで、静かにそしてリラックスした雰囲気で楽しんでいました。個室では眞理さんの「ゆりかごのうた」で眠りについた子どももいて、プレイルーム、個室とも、病気のこどもやそのまわりのひとたちへの音楽の及ぼす良い効果を改めて感じました。