~にじいろ手がたアートbyぴぃすけ~Rainbow Colored Hand Stamp Art~
キットパスで手がた、足がたを取り、後は自由に創作。赤ちゃんの足がたのデコレーションに没頭するお母さんの後ろで、お父さんが赤ちゃんを抱っこしてお母さんをフォロー。出来上がった作品には「すくすくと元気に育ってね♡♡」というご両親の願いが書かれました。
(神奈川県立こども医療センター ハイケア2病棟)
※ 2013年9月末までの活動はこちら
NPOスマイリングホスピタルジャパン活動記録
~にじいろ手がたアートbyぴぃすけ~Rainbow Colored Hand Stamp Art~
キットパスで手がた、足がたを取り、後は自由に創作。赤ちゃんの足がたのデコレーションに没頭するお母さんの後ろで、お父さんが赤ちゃんを抱っこしてお母さんをフォロー。出来上がった作品には「すくすくと元気に育ってね♡♡」というご両親の願いが書かれました。
(神奈川県立こども医療センター ハイケア2病棟)
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~Laki Ohana黒木麗子さんのちぎり絵ワーク~Collage with Pieces of Japanese washi paper by Reiko Kuroki~
中、高校生たちの作品はとても始めての試みとは思えないほど。静かに、黙々と、集中して自分の世界を描いてる姿は、プロ顔負け。楽しみに待っていてくださった気持ちは作品の素晴らしさからも伝わってきました。一方、小さいお子さんたちも一生懸命。活動が終わる頃に、また来てね、気をつけて帰ってね、と声をかけてくれた可愛らしい声、小さな手で手を振ってくれる明るい笑顔に、お母さんたちも嬉しそう。暖かいふれあいが、アーティストにとっても忘れられない思い出となりました。作品を通じ、子どもたちの純粋な感性に心動かされ、そのパワーに圧倒された時間でした。ちぎり絵という一つの手法からも、彼らの内に秘める情熱が伝わってきました。
Children enjoyed tearing Japanese washi in pieces and creating collage with them. Teenagers made such wonderful works which looked like ones by professional artists. They are real artists indeed!! On the other hand, small children had a good time trying creating their own works.”Please come again!”, “Take care on your way home!” they said to Reiko-san waving their arms when she was about to leave, which became an unforgettable memory for the artist as their mothers looked happy too when they saw their kids’kind attitude as well as enjoying the art workshop.
(慶應義塾大学病院 6E小児病棟~Keio University Hospital~)
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~親子でボサノバ!by Satoko & Friends~Let’s Enjoy Bossa Together!~
ギター、インディアンフルートはSatoko、真琴はKaori、子どもたちは鈴とシェーカー担当。生まれて初めて楽器に触れたお子さんもいました。曲は「てぃんさぐぬ花」「イパネマの娘Girl from Ipanema」「ワンノートサンバOne Note Samba」「森のくまさん」その他即興ソングも!
クリスマスカラーでコーディネートした洋服とカラフルなぬいぐるみのかぶり物で登場したお二人に子供たちの目が輝き、Satokoさんのギターと美しい歌声、Kaoriさんが奏でる真琴の優しい音色に大盛況。Satokoさんの豊かな表情に子供たちはみるみる笑顔になり、鈴でリズムをとって親子で楽しんでくれました。泣いて苦しそうにしていた赤ちゃんの足の裏に真琴をあて、声をかけるととてもいい表情に変わりました。演奏を終えて帰ろうとしたら泣いてしまった女の子に、私達の活動の意味を改めて感じました。
Bossa Nova with indidan flute, guitar by Satoko and a kind of Japanese koto called Makoto by Kaori. Bossa is not unusual music for kids at all. Unexpectedly kids like bossa, jazz, samba…which adults think kids aren’t totally interested in. They like those rhythm which make them move their bodies and sing together. They enjoyed Bossa standard numbers like “A Girl from Ipanema”, “One Note Samba” as well as children’s songs shaking maracases or bells on their own to the music, while there was a child who touched the music instrument for the first time. A girl started to cry when we were about to leave, which was the moment that we made sure that SHJ activity was worth doing.
( 日赤医療センター 小児病棟~Japanese Red Cross Medical Center~)
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~モンスターになろう!by 佐々木優子~Let’s be a monster!~
女の子のドレスはすっかり定番メニューとなりました。保育士さんもいっしょにお姫様になって笑顔いっぱい!勇敢な戦士になった男の子もいました。お姫様を守るのかな・・。
(東京大学医学部附属病院 北南小児病棟~University of Tokyo Hospital~)
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~巨大アートを作ろう!by細胞アーティストOuma~A Huge Art Work Together!~
A4サイズのぬり絵がつながって巨大な1枚の作品になるというアートプロジェクト。
タイに届いたという絵には、タイの子どもたちの名前も。
今日、初めて日本の子どもとタイの子どもの絵がつながりました。
お絵かきが終わったところで、参加してくれた子から「女の子」のプレゼントが。
ワークが始まる前に作っていたものです。
こういう交流ができるのもうれしいですね^^
前回描いてくれたご家族にお会いしたら「展示されたら親子で見に行きたい」とのこと。
手元にある絵は300枚。すでに幅10メートル近くになりました♪
(神奈川県立こども医療センター 内科系病棟~Kanagawa Children’s Medical Center~)
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~歌はトモダチ!by石橋和子~Let’s Enjoy Singing Songs Together! by Kazuko~
明日が初めての誕生日を迎えるという女の子とお母さんに、保育士さんからこっそり聞いてバースデイ・ソングのサプライズ・プレゼント。一方、初めてのクリスマスは病院で迎えることになりそうだというご両親とおばあちゃまと赤ちゃんに、クリスマス・ソングをミニ・ライブ風に数曲!
「ブルースぞうさん」では、「そ~よ、おばあちゃんも好きなのよ~」も追加。「童謡 ぞうさん〜ジャズスタンダード”Good Times”」は和子さんのセンスで生まれた素敵なアレンジ。
大人気です!
What a big surprise of “Happy Birthday” song for the baby to celebrate the first birthday the next day! And for the baby boy whose first Christmas is coming soon in the hospital, for his parents and grandmother too, Kazuko-san presented a short live show of Christmas songs.
(日赤医療センター 小児病棟~Japanese Red Cross Medical Center~)
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~子どももおとなもジャズ&ブルースbyシンガーソングライター石橋和子~Jazz & Blues for Kids and Adults by Kazuko~
個室での演奏中、飲みにくいお薬を頑張って早々に最後まで飲みきったようで、看護師さんに「もう飲んだの?」と驚かれていました。保育士さんによると、音楽で気が紛れたのだと思いますとのこと。
プレイルームにて。ピアノに興味を示していた女の子とお母さんがピアノに触れられるようにと、途中から、初めてマットの上にキーボードを置いて、正座(!)してブルース・セッションと歌の掛け合いをしました。保育士さんがキーボードの上に、シールを目印に張って下さり、お母さんが一緒に弾きながら「わっ、すごいですね~!」と喜んで下さいました。
続けて正座のまま、「The Christmas song」「サンタが町にやってくる」などを歌いました。
Bitter medicine could easily went down through the throat of the small girl who usually struggles with it. It seemed that the music by Kazuko-san distructed her from finishing it and made it easier. Then they enjoyed some Christmas music ” The Christmas Song””Santa Claus Is Coming to Town” etc…
(神奈川県立こども医療センター クリーン病棟~Kanagawa Children’s Medical Center~)
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⚪︎⚫︎⚪︎文京シビックセンターにて第3回関東ボランティア交流会を開催しました⚪︎⚫︎⚪︎
千葉県こども病院、日赤医療センター、神奈川県立こども医療センター、慶應義塾大学病院、東大病院、療育室つばさにて活動する関東SHJアーティスト、アシスタント、そして事務局ボランティアが一同に会し、交流、意見交換をしました。出席者は30名。病院へは個々に訪問するため交流することがほとんどない中、SHJに参加することになったきっかけや自分や子どもの闘病生活の経験談を交えた自己紹介、そして日頃活動を通して感じていることをひとりずつ時間をかけて発表し、話し合えた貴重な時間でした。共通の思いは、アーティストとして病気や障がいと闘う子どもたちの励みになっていることの喜び、活動をとおしてさまざまな学びや気づきがあるということ。それらを積み重ねて今後の活動をより楽しく、子どもたちに寄り添ったものに向上していこう、とこれからの発展に向けて確認しあいました。
熱い熱い思いの中から一部を紹介します。
◼️紙芝居のクライマックスで大きな声を出しそうになるのを抑えたりアーティストとして完全に表現出来ないもどかしさを感じることがありますが、その分目の前子供に精一杯温もりを感じてもらえることで補っています。そして、付添のお母様達の優しい笑顔も私達のパワーになります。子供達が笑うとお母様も笑顔になる。病気で親孝行が難しい子供達ができる親孝行のひとつは笑顔!そのお手伝いをさせて頂けていることが嬉しいです。ラストの歌の時はいつも「良くなりますように」「楽になりますように」との強い思いを込めたよく効く透明の粉薬を病室の隅々にまでまく思いで歌っています。今までまいた薬は自分に戻ってきています。日常で辛い時、落ち込んだ時に、病と闘っている子供達の姿を思い出すと何故か元気になれるのです。だから、子供達には感謝でいっぱいです。ありがとうございます!(俳優 声優 金野恵子)
◼️お母様とおしゃべりしながら、描くのですが元気なころの写真をさしだされ、「ほんとうは、こんな顔なんです」とおっしゃる方もおりました。「かわいらしく描いてほしい」という親ごさんの気持をひしと感じました。きっとどのお母様がたも同じでしょう。その子のいちばんいい表情を描けたらいいと思います。そして、プロの絵描きのモデル体験が、入院中のちょっとしたよい思い出になってくれればいいなぁと思ってます。(絵本画家 水野ぷりん)
◼️「ととろ」の「さんぽ」は、何処でも子供達に喜ばれる歌ですが、一度だけ、「その歌は嫌いだから歌いたくない。」と言われた事があります。肢体不自由で車椅子に乗った小学校1年生くらいの男の子なのですが、それまで大きな声で、明るく元気に話していただけに驚きました。おそらく彼は、「歩こう。歩こう。私は元気。歩くの大好き~」と続く歌詞の意味を、彼なりに深く受け止めているのだと気が付いて、ハッとしました。生まれてから1度も自分の足で歩いた事のない彼には、辛い歌だったかもしれません。思いがけず彼を傷つけるところでした。でも今まで、本当は嫌いなのに彼のようにハッキリ言えなかった子もいたかもしれないと思うと、また更に落ち込みそうでしたが、一方で、喜んで一緒に歌ってくれた子供もいたことも確かだと思うし、ひとりひとりの気持ちに寄り添いながら、臨機応変に対応する事の大事さと難しさを感じました。この日は、彼の本音を聞けた事と、それに応えられた事が、まずは良かったかなと思うことにしました。(シンガーソングライター石橋和子)
◼️今ここには来て欲しくない、治療している我が子を見せたくないと思われている親御さんがいるかも知れない、そんな風に思うと、誰もが「喜んでくれる」とは限らないのだと、いつもそのことを頭に留めて活動をしなければと思っております。いつも改めて「いいですか」とお声かけをしてお部屋に入るようにしています。そんな家族の複雑な思いが少しでも癒されるように、いつもの活動で私は「頑張り過ぎないで」というメッセージを込めて歌っています。(ピアノ/弾き語り/フルート 千葉地区コーディネーター 矢田美麗)
◼️ちぎるだけでなく、手に触れて様々な紙の感触に触れてもらったり、親子でまたは看護師さんらと一緒に作品を作っていくうちに皆の顔が、夢中になり、笑顔に変わり、あたたかな雰囲気の場に変わっていきます。いつも私たちが彼らから暖かさややさしさ、無邪気な心を日頃、雑事な中で、見失いがちな気持ちを取り戻させてもらっています。地味な作業ですが、作品作りを通し、沢山の色紙の色に囲まれ、創造力を膨らませる工程、場づくりで、少しでも笑顔のコミュニケーションが生まれ、豊かな時間を持っていただければと思って活動しています。(ちぎり絵ユニット Laki Ohana)
◼️今まではただ見せるライブが多かったですが、この活動では、それぞれの病気の具合によってやることを臨機応変に変えたり、子どもたちとコミュニケーションをとりながらやっていくのが大切だなあと改めて感じております。押し付けにならない、でも楽しい、そんな活動にしていきたいです。私の姪や甥も入院していた経験があり、そのときは私は面会謝絶で、会って力づけてあげることも出来ず無力感を感じました。なので、そのあと知ったこの活動に縁を感じ、これからも頑張っていきたいです。(朗読家 あずみ)
◼️入院中のお子さん達は深刻な病状で、いろいろ考えてしまうところもありますが、松本さんの笑顔とパワー、アーティストさんの優しい思いに触れ、いつもなにかあたたかい気持ちをいただいて帰ってきます。お子さんからもうれしいものをいろいろいただいています。工作になかなかとりかかれなかったお子さんが、言葉掛けをしているうちにどんどん意欲が出てきて、時間が過ぎても夢 中で取り組んでくれたり・・・。午前中退院予定のお子さんが、午後にスマイリングが来るので、退院を遅らせて待っていてくれたり・・・、参加にいやいやしていた女の子が、アーティストさんがササッと新聞紙のスカートを作ってつけてあげると、すっかりお姫様気分になって、頭のおリボンやブレスレット、背中に羽まで(もちろん新聞紙の)つけて妖精さんになり、笑顔でそのまま病室まで帰って行ったり・・・。東大病院は、保育士さんもとても好意的に参加してくださって、場をより楽しいものになるようにしてくださり、感謝しています。アシスタントボランティアは、いろいろなアー ティストさんとご一緒できるので楽しみです。皆さんそれぞれのあつい思いにも触れる事ができて勉強になります。(東大アシスタント 角田真穂)
◼️SHJ活動開始前の4年間、ほかの病院で絵本のお話会活動を続けてきた。決して楽しいだけではない活動をなぜ続けてこられたか・・・?私たちの訪問を楽しみに待っている子がいると知ったとき、紹介した絵本を気に入って、退院後にお母さんと買いに行ったという話を聞いたとき・・・そんな有り難い言葉たちに支えられきたのだと思う。辛い治療を少しでも忘れるような時間を過ごして欲しい。どんな環境でも子どもは想像力を育むことができるのだと、まずは私が、想像力を失わずに接したい。(絵本セラピスト アナウンサー 近藤麻智子)
◼️臨床獣医師だった私が、初めての担当患者さんが亡くした時、お手紙と一緒にその子の絵を描いてご家族に送りました。ご家族からはお返事のお手紙をいただき、本当に喜んでもらえたのが、アートを志したきっかけです。獣医の仕事は、治療ではなく「ご家族の心を癒すこと」です。現在、細胞をモチーフとした体験できるインスタレーション作家として活動する中でも、作品に触れる人たちが、思わず息を呑むほど感動する瞬間をつくりたいと思っています。作品から離れた後にも、心に残り、希望や支えになるように。作品を通じて、人への「癒し」を提供できるように。それが、私が自分のアートに込めた想いです。病院という場所が、入院する人や家族だけでなく、訪れる人、関わるスタッフにとっても幸せを感じられる場所であるように、活動をつづけていきたいと思っています。「医療の現場」という私が幼い頃から関わっていた分野で、このような活動できるという貴重な機会をいただき、代表の松本さんをはじめ、スマイリングホスピタルジャパンの方々には、本当に感謝しています、ありがとうございます。(元獣医師・細胞アーティスト オーマ)
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任意団体のころから事務局ボランティアをしてきた柳美子さんからは、団体ロゴ入りの封筒を手作りしたり、ニュースレターを事務局のプリンターで数十部印刷しホチキス留めをして作成したりしていたころの現物を提示しながら、まだまだ小さかったころからのSHJの歴史を紹介くださいました。地道な活動があってこそ今がある。初心を忘れずに今後も活動していきたい、とのコメントがありました。
アーティストとして、コーディネーターとして、アシスタントとして、そして事務局として、それぞれの立場で子どもたちを支えながら気持ちは1つ。スマイリングホスピタルジャパンの使命をしっかりと共有できた交流会でした。
2016年3月26日に、文京シビックセンター(予定)にて全国ボランティア交流会第1会を開催します。北は北海道から全地区から一同に会してそれぞれの地区の活動報告、そして意見・情報交換、親睦会を予定しています。ますますの発展に向けて一丸となり、病気や障がいと闘う子ども達、そしてご家族を支えていきます。
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~親子でボサノバ!~Let’s Enjoy Bossa Nova! Together ~
親子で楽しめるボサノバ! 小さい子ども向けの歌やお母様向けにスタンダードの曲をギターで弾き語りしました。Satokoさんの語りかけるような歌唱が病棟をリラックスムードでいっぱいにしました。
Reluxing time was created by Satoko-san’s tender singing with the guitar playing!
(慶應義塾大学病院 5S小児病棟~Keio University Hospital~)
※ 2013年9月末までの活動はこちら
~作って遊ぼうペーパークラフト~Paper Craft~
天羽ひさ子さんのからくりペーパークラフト。「六角パズル」「変わり絵パズル」「立体変り絵パズル」。難易度もいろいろだから7歳〜15歳の参加者それぞれにあったものを選んで夢中で制作しました。完成したあとは遊んだり、そのからくりの不思議を確かめたり、そして自分のイラストでオリジナルを作ったり・・。プレイルームに来られなかった子どもたちのために、キットを保育士さんに託しました。今頃楽しんでくれてるかな・・?
Mechanical karakuri paper craft by Hisako-san has several degrees of difficulty. Kids aged from 7 to 15 were joined and everyone chose one(s) they could manage. After finishing making some, they played with them, pursued the mechanism and created their own original karakuri craft by drawing their favorite things on them. Hisako-san left some material for those obliged to stay in beds and could not appear to the playroom. It was such a unique craft workshop.
(神奈川県立こども医療センター 内科系病棟)
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