2023.11.27
担当:あまる
場所:静岡県立こども病院
大道芸ワールドカップが終わったばかりの静岡市。大道芸のバラエティショーという名目で、一発芸的なコミュニケーションマジックを数点、色々な種類のジャグリング、バランス芸を行いながら、いろいろな演目を見てもらえるように工夫しました。
「さあこれから大道芸ショーを始めるよ」と言うと、一番前で待っていた未就学と思しき子がにっこりと笑顔になりました。この子は、その後も目がしっかりと合うたびに、にっこりと満面の笑顔になったのが印象的でした。恥ずかしさもあったかもしれません。
ショーの冒頭、マジックばかりやっていたら「全然大道芸じゃないじゃん!」とニコニコ元気な子からの発声。「大道芸って、ジャグリングやバランス芸だけじゃないんだよ、たとえば~~~(寅さんの口上芸)観る人によってはこういう喋りだけでも大道芸だよ」と伝えると、「へえー?」と納得したのかどうなのか?
その後も、富士山に模した台でバランス芸を始めると「それ富士山じゃないじゃん!」と、待ってましたとばかりに突っ込みが入ります。また別の子からは「(ただの)バランス芸じゃん!」と客席が賑やかに。「富士山の上でここまでやる人はいないよ!」とあくまでボケ倒すと子どもたちもまんざらでもない感じ。最後の大技では自然と大きな拍手が巻き起きました。玉が少しずつ増える演出も、子どもたちにとって突っ込みしやすいわかりやすさだったのでよかったです。明るい雰囲気を子どもたちが自分たちでつくりだしてくれました。