2024.07.22
担当:あまる
場所:静岡県立こども病院
ジャグリング、クリスタルボールを使ったパームロール、デビルスティックとクラブジャグリング、富士山のローラーバランス芸などを行いました。
準備している時に少しずつ子どもたちがお母さんと一緒に集まってきて、最初は後ろの方にいようと恥ずかしそうにしていた男の子が「やっぱり前に行く」と、一番前に座ってくれました。同じ頃にやってきた女の子はその隣りに座って「ひゃー ふぁー」とニコニコ顔で始まるのを待っていてくれました。この子にクリスタルボールのお手伝いをしてもらおうと、ボールを一つあずけて、上にのせる芸にチャレンジしてもらうことに。ボールを持つ手が震えて、上手にできるか心配そうに寄り添うお母さんの横で、見事に成功! この日一番の拍手が巻き起こりました。
「ツバメのお母さんはどうやってひなに餌をあげるだろう?」という質問には、一番後ろで見守ってくれていた男の子(多分最年長)が「餌をはこんで口から口にうつす」と、かなり細かい回答をしてくれました。後ろのほうだから見えているか心配だったけど「見える?」と聞くと「うん!」と頷いて反応してくれ、最後までじっと見守ってくれていました。
ベッドから見ていた子も、目を真ん丸にして観てくれていました。最後の方は少し疲れちゃったかな?富士山のバランス芸も大道芸らしいフィナーレで、技が決まった時はまるで大道芸の輪のような拍手の中で演技を終えました。
終了後、片づけながらのお見送りの中で、真ん中で見ていた1歳の子が、「やわらかいボールをずっと手放さずに握りしめてじっと見入っていたのでびっくり!」と保育士の方がおっしゃっていました。1歳の子にも何かワクワクしたものが伝わっていたなら嬉しいなと思いました。