大道芸のパフォーマンス

2024.07.22

担当:あまる

場所:静岡県立こども病院

ジャグリング、クリスタルボールを使ったパームロール、デビルスティックとクラブジャグリング、富士山のローラーバランス芸などを行いました。

準備している時に少しずつ子どもたちがお母さんと一緒に集まってきて、最初は後ろの方にいようと恥ずかしそうにしていた男の子が「やっぱり前に行く」と、一番前に座ってくれました。同じ頃にやってきた女の子はその隣りに座って「ひゃー ふぁー」とニコニコ顔で始まるのを待っていてくれました。この子にクリスタルボールのお手伝いをしてもらおうと、ボールを一つあずけて、上にのせる芸にチャレンジしてもらうことに。ボールを持つ手が震えて、上手にできるか心配そうに寄り添うお母さんの横で、見事に成功! この日一番の拍手が巻き起こりました。

「ツバメのお母さんはどうやってひなに餌をあげるだろう?」という質問には、一番後ろで見守ってくれていた男の子(多分最年長)が「餌をはこんで口から口にうつす」と、かなり細かい回答をしてくれました。後ろのほうだから見えているか心配だったけど「見える?」と聞くと「うん!」と頷いて反応してくれ、最後までじっと見守ってくれていました。

ベッドから見ていた子も、目を真ん丸にして観てくれていました。最後の方は少し疲れちゃったかな?富士山のバランス芸も大道芸らしいフィナーレで、技が決まった時はまるで大道芸の輪のような拍手の中で演技を終えました。
終了後、片づけながらのお見送りの中で、真ん中で見ていた1歳の子が、「やわらかいボールをずっと手放さずに握りしめてじっと見入っていたのでびっくり!」と保育士の方がおっしゃっていました。1歳の子にも何かワクワクしたものが伝わっていたなら嬉しいなと思いました。

大道芸・マジック

2024.06.24

担当:マサトモジャ、友川まり(スマホジ)

場所:静岡県立こども病院(オンライン)

スマイリングのスタジオからオンラインでマジックショーをお届けしました。

いろいろと語りかけ、コミュニケーションを取ることを意識しながらショーを行いました。

ピカチュウなど、子どもが好きそうなキャラクターを使用したマジックを初めて取り入れたりもしました。

カメラ越しではありましたが、拍手や笑い声が聞こえて手応えを感じました。
今後も、スマイリングの活動に特化した、新しい演目なども色々考えて取り入れてやってみようと思います。

歌とおはなし

2024.05.27

担当:樹木の音色さえこ(井上冴子)、友川まり(スマホジ)

場所:静岡県立こども病院(オンライン)

  歌をメインに、絵本の読み聞かせをしました。歌に出てくる場面を絵に描いて見せたりしました。

 今回は、少し大きいお子さんも楽しめるような曲を用意しました。画面をオフにされている方が多かったのですが、その分、画面の向こうにいる皆さんに届けられるようにやってみました。
 そして、絵本のほうでも、画面の向こうにいるスタッフの皆さんや、親御さんたちと会話ができればいいなぁと思いながら、呼びかけながら読み進めてみました。

 スマホジちゃんが、踊ったり、助けてくれたので、とっても楽しく活動ができました!
実はスマホジちゃん、今回初めてエアギターに挑戦しました! みんな気付いてくれたかな?

大道芸のパフォーマンス

2024.04.22

担当:あまる

場所:静岡県立こども病院

 フォークやスポンジボールを使ったマジック、バウンスボールのジャグリング、富士山のバランス芸などを行いました。
 小さなお子さん(あとで0歳児とうかがいました)が三人、ずらりと並んで、もう一人小さなお子さんが一人、ご家族といらしてました。私の最初の挨拶の際、キリのいいところで「あい!」と声をあげてニコリと笑ってくれました。近づいてみると泣きそうな顔に ^^;
 幼稚園の年長さんくらいの男の子にはボールのバランス技のお手伝いをしてもらいました。成功して拍手をもらえたので照れながらも嬉しそうにしてくれました。

 特に印象的だったのは、三人並んだ乳児さんが目をしっかりと開けたまま、まばたきも感じないほどじっとこちらを見ていたということ。正直なところ、途中で寝たり泣いたりするかなと思っていたので意外な反応でした。
 最後のバランス芸が終わって、一人一人と手を振ってお別れをすると、それぞれがしっかりと手をふり返してきてくれたのでこれにも驚きました。最初に声を上げて反応した子も、指をピンと張った感じでニッコリしながらまた「ひゃ!」と声を出していました。「仲良くなれたかも🎵」と思って近づくとまた泣き顔に(苦笑) 

 はてさて、彼らには一体どんな風景が見えているのでしょう。中学生の女の子もお母さんと一緒に最初から最後まで技がうまくいくたびに拍手をして盛り上げてくれました。

歌とおはなし

2024.03.25

担当:樹木の音色さえこ(井上冴子)、友川まり(スマホジ)

場所:静岡県立こども病院(オンライン)

 歌をメインに絵本の読み聞かせをしました。途中から、バイオリニストの山田綾子さんにが演奏をしてくださいました。

 今回はバイオリニストも一緒の活動となり、いつもと違う雰囲気で充実した活動になりました。ヴィバルディの「四季・春」は一度は聞いたことのある曲で、しかも場面ごとに色々な場面を絵で見せてくださって、ここのメロディーってこんな感じなんだ!とイメージしやすくて、とても楽しく私も見てしまいました!

 皆さんからも「ここは雷なんだ!」など、声が上がっていて、楽しんで見ていたように感じます。そして、手拍子や音楽にのってくださっているなど会場の様子もわかり、こちらも楽しくできました。
 今回はバイオリニストの方とコラボできましたが、いろんなアーティストさんとコラボしながらの活動も色々な可能性が生まれて面白いですね! いつかまたコラボできたらと思います。

大道芸のパフォーマンス

2024.02.26

担当:あまる

場所:静岡県立こども病院

 フォークやスポンジボールを使ったコミュニケーションマジックから始まり、クラブとバウンスボールのジャグリング、富士山のバランス芸などを行いました。30分のショーのあと10分ほどの質問コーナーも設けて交流を楽しみました。

 会場に到着すると、すでに子どもたちや親御さんが待っていてくれました。最初に「大道芸を観たことがある人?」と質問をすると「(大道芸を)やってる」と返す男の子がいました。その時は聞き間違いかと思いましたが、ショーの後の質問コーナーで、看護師さん経由で「ジャグリングのやり方を教えてほしい」という話があり、その子がジャグリングの練習をしているとわかりました。そしてショー以上に熱が入り(?)ボールジャグリング初心者講座が始まりました(笑)。

 終わって片付けをしていると、プレイルームに小さなお手玉を持ったその子が帰ってきて、なんとジャグリングの練習を始めました。隣りで看護師さんも「私も」と何やら始まったので、片付け半分で私も再度ジャグリングのワークショップを実施してしまいました。まさかの展開でしたが、看護師さんがついているので後のことはお任せをして、出発しました。

 大道芸が大好きな女の子がいて、最初は初めましてのパフォーマーである私に緊張(行ったり来たり)していた様子でしたが、最後には笑顔と感情いっぱいにハートマークをつくってリアクションをしてくれました。まだ1歳未満にもみえる子が途中から演技エリアのすぐ隣りに陣取って、ベットからずっと見守ってくれていて、その子の様子をみていた看護師さんたちが何やら反応していましたが、どうやら普段とは少し違ってじっと集中している様子が珍しいようでした。その子の存在が演技空間の一部のようになって、ステキな雰囲気が広がった気がします。子どもたちと一緒に保護者の方々も楽しそうに見守ってくれて、あたたかな一体感のある訪問回となりました。

ゆうこお姉さんと歌おう!

2024.01.22

担当:湯浅ゆう子

場所:静岡県立こども病院(オンライン)

 おかあさんといっしょ、こどもの歌、童謡、ディズニー、ミュージカルなどから選りすぐりの曲を歌った活動でした。40分歌い通しで、スマホジちゃんのフォローもいただきつつ、色々なジャンルから選曲しました。

元気な歌は画面の向こうで手をたたいてもらったり、「ピクニック」の曲では動物の鳴き声を一緒にやったり、手遊びでじゃんけんをしたりと、子ども達が参加する箇所も作りました。静かな歌はじっと聞いてくれていて、メリハリがついたかなと思います。

お誕生日の子もいたので、お誕生日の歌で一緒にお祝いしました!

大道芸のパフォーマンス

2023.11.27

担当:あまる

場所:静岡県立こども病院

 大道芸ワールドカップが終わったばかりの静岡市。大道芸のバラエティショーという名目で、一発芸的なコミュニケーションマジックを数点、色々な種類のジャグリング、バランス芸を行いながら、いろいろな演目を見てもらえるように工夫しました。
 
 「さあこれから大道芸ショーを始めるよ」と言うと、一番前で待っていた未就学と思しき子がにっこりと笑顔になりました。この子は、その後も目がしっかりと合うたびに、にっこりと満面の笑顔になったのが印象的でした。恥ずかしさもあったかもしれません。
 ショーの冒頭、マジックばかりやっていたら「全然大道芸じゃないじゃん!」とニコニコ元気な子からの発声。「大道芸って、ジャグリングやバランス芸だけじゃないんだよ、たとえば~~~(寅さんの口上芸)観る人によってはこういう喋りだけでも大道芸だよ」と伝えると、「へえー?」と納得したのかどうなのか?
 その後も、富士山に模した台でバランス芸を始めると「それ富士山じゃないじゃん!」と、待ってましたとばかりに突っ込みが入ります。また別の子からは「(ただの)バランス芸じゃん!」と客席が賑やかに。「富士山の上でここまでやる人はいないよ!」とあくまでボケ倒すと子どもたちもまんざらでもない感じ。最後の大技では自然と大きな拍手が巻き起きました。玉が少しずつ増える演出も、子どもたちにとって突っ込みしやすいわかりやすさだったのでよかったです。明るい雰囲気を子どもたちが自分たちでつくりだしてくれました。

絵本とワークショップ

2023.10.23

担当:林智子

場所:静岡県立こども病院

 今日は「ゆび人形」「読み聞かせ」「お絵かきワークショップ」をしました。
『おおきなかぶ』のゆび人形では、「うんとこしょ!どっこいしょ」といっしょに声を出して応援してくれました。

 『みーせーて』を読んだときには、声をあわせて「みーせーて」と言ってくれたり、「なにが入ってると思う?」の問いかけに「なんだろう?てんとうむしだ!」という声が聞こえてきました。

 ワークショップ「みーせーてえほんをつくろう!」では、自分の手の大きさを型どった二つ折りの紙の中に宝ものの絵を描くのですが、迷うことなく丁寧に大好きなものの絵を描いてくれていました。

 そして、まだまだ描き続けたいけれど、時間の関係で「みーせーて」と声かけすると「いーいーよ」と言って「ちい かわです!」「メロン!きりん!おかあさん!」など誇らしげに披露してくれました。

 画面は小さかったけれど笑顔で参加してくれているのがわかり、嬉しかったです。成長して手の大きさも変わったころ、またこの絵本をつくって宝物を描いたら、大切な成長記録となると思います。

大道芸のパフォーマンス

2023.09.25

担当:あまる

場所:静岡県立こども病院

 今日は対面での活動です! 今回はジャグリングと、一発芸的な小ネタ、バランス芸を行いました。演技用品として、動物(ツバメ、へび)に模したもの、富士山のような舞台を使用しました。
 会場に到着した時点で、すでに子どもたちがプレイルームに集まってくれていました。楽しみに待っていてくれたようで、やりがいを感じました。最初の小ネタ「フォーク曲げ」で、変化があった時、前で観てる子どもたちの目が「わあっ!」とまあるくなったのも印象的でした。小道具クイズ「これなーんだ?」では、ツバメということが伝わらなくて、カラスとかペンギンという声があがりましたが、ツバメとわかると”ズコー”っと転げたしぐさをする子もいました。その後の一発芸がうまくいかない時は、私も”ズコー”っと転げてみました。
 ひとしきり終わったあと、「この他、気になるものがある人?」と問いかけると、「あれをまだやってない」「これはなに?」など、ショーに登場しなかった道具(ジャグリングリング、ハットの上の人形)に対して子どもたちから突っ込みが入りました。それらを紹介しきって、会を終えました。
一つ一つの芸が対話型の内容だったので、子どもたちとのコミュニケーションが主体となり、明るく楽しいショーになりました。