もうすぐクリスマスコンサート

2024.11.25

担当:湯浅玲子、友川まり(スマホジ)

場所:静岡県立こども病院(オンライン)

いつもは自宅からなのですが、今回は永福町のスタジオでの活動だったので、タイムラグを気にすることなく、スマホジとたくさん楽しい会話をはさみながら進行することができました。

クリスマスの曲ではスマホジが歌と鈴、私がピアノという初めてのスタイルで共演しました。病院プレイルームの皆さんは、大人の方だけでなくお子さん達も活動時間中ずっと静かに座って参加してくれて、集中して画面を見ている様子が伝わってきました。病室から参加されたお子さんが楽器を振っている姿や、ご家族の方が手をとって音楽と一緒に動いている姿が見えました。

「ライオンキング」冒頭のスマホジ独唱では、大人の方の笑い声が聴こえてこちらも楽しくなりました。 活動後にスタッフさんが、お子さんが声を出して喜んでいたこと、お父様が歌を一緒に口ずさんでおられたこと、高学年の患者さんと実習生さんが一緒に笑っていたこと、モニター音などが入らないようミュートにして聴いていた病室のご家族から「楽しかった」と感想をいただいたことを教えて下さいました。皆さんが喜んでくださったことも、それらを伝えて下さるスタッフさんの心遣いもとても嬉しく思いました。

大道芸のパフォーマンス

2024.10.28

担当:あまる

場所:静岡県立こども病院

会場に到着した時にはすでに椅子が並べられていて、男の子が一人、そわそわと待っていてくれているような雰囲気がありました。
準備が整った時には子どもたちを中心にご家族とスタッフの方々が観る体勢になってくれていました。

クリスタルボールの芸でバランスのお手伝いを呼びかけたら、目の前の女の子が元気よく「はい!」と手を挙げて参加してくれました。技もきれいに成功させてくれて拍手が起こったので、彼女も嬉しかったと思います。その後は大技が決まるたびに「ブラボー!」とかすれた声でも元気よくリアクションしてくれていました。

最初からいてくれた男の子にも、ショーの終盤、ピンポン玉の芸の見せ場のお手伝いをお願いしました。彼は左手を怪我していたので、ちょっと難しいかなとも感じたのですが、チャレンジしたい気持ちも強く感じて、無理をさせないようにお願いしてみました。すると彼はしっかりと狙いを定めて、一回でその技を成功させました、お見事!!

最後のバランス芸では、私の芸を知ってくれてる人?が、飛行機のプロペラが回ったことに驚いてくれていたようです(前と演出が違ったことに気づいて)。
終わりには、街中で大道芸ショーが終わったような温かい盛り上がりとなりました。

キットパスアートを楽しもう!

2024.09.30

担当:海野絵里奈、のりのり

場所:静岡県立こども病院

5 年ぶりの活動となりました!
今回はハロウィン図柄の画用紙やシール、マスキングテープを用意して、手形足形を楽しんでもらったり、キットパスで塗り絵を楽しんでもらったりしました。

製作が好きなお子さんもいて、病室までお邪魔させていただきました。
シールやマスキングテープも工夫して飾って素敵な作品を作ってくれていました。

久しぶりの活動でしたが、作品を仕上げて笑顔になってもらえる時間を今後も一緒に過ごせたらとても嬉しいです。よろしくお願いいたします。

南の島のリクエスト大会

2024.08.26

担当:湯浅玲子、友川まり(スマホジ)、冨田泰代(エビフライピー子)

場所:静岡県立こども病院(オンライン)

SHJのスタジオから、スマホジとエビフライピー子の3人でたくさんの曲をお届けしました。

「うみ」のピアノ演奏からスタート、「バスにのって」でスマホジとピー子と一緒に右左に揺れながら南の島に行き、「南の島のハメハメハ大王」をスマホジとピー子のダンス付きで演奏しました。リクエストコーナーではジブリページから「さんぽ・となりのトトロ・崖の上のポニョ」、ディズニーページから保育士さんのリクエストで「ラプンツェル」、乗り物ページでバスの絵を選んでくれたお子さんがいたので再度「バスにのって・おおがたバス」、食べ物ページから「カレーライスのうた」、実習学生さんの選択でBTS「ダイナマイト」を演奏しました。最後に「ライオンキング」をピー子独唱、ピー子とスマホジと私でコーラスをしながら演奏しました。

保育士さんが大変積極的に関わって下さいました。小さなお子さんを膝に乗せて曲に合わせてゆれておられたこと、声を発することのないお子さんに対しても積極的に語り掛けておられ、お子さんが笑顔や手をタッチして反応を返されていたことが印象的でした。会話中は下を向いているお子さんが演奏を始めると顔を上げていました。

私は普段はオンラインの参加ですが、この日は初めてスタジオを訪問して活動を行いました。時差がないため、スマホジとピー子が入れてくれる曲の間の掛け声がピッタリのタイミングで聴こえて、背中を押してもらっている感覚がより強く感じられました。「ライオンキング」では今回新たにスマホジとピー子と一緒にハモリながら歌うことに挑戦できました。ピー子独唱は可愛くて楽しくて、画面の向こうのスタッフさん達も笑顔になっていました。
活動全般を通して、お二人の声と言葉には人を元気にするパワーがあるなと改めて感じました。

大道芸のパフォーマンス

2024.07.22

担当:あまる

場所:静岡県立こども病院

ジャグリング、クリスタルボールを使ったパームロール、デビルスティックとクラブジャグリング、富士山のローラーバランス芸などを行いました。

準備している時に少しずつ子どもたちがお母さんと一緒に集まってきて、最初は後ろの方にいようと恥ずかしそうにしていた男の子が「やっぱり前に行く」と、一番前に座ってくれました。同じ頃にやってきた女の子はその隣りに座って「ひゃー ふぁー」とニコニコ顔で始まるのを待っていてくれました。この子にクリスタルボールのお手伝いをしてもらおうと、ボールを一つあずけて、上にのせる芸にチャレンジしてもらうことに。ボールを持つ手が震えて、上手にできるか心配そうに寄り添うお母さんの横で、見事に成功! この日一番の拍手が巻き起こりました。

「ツバメのお母さんはどうやってひなに餌をあげるだろう?」という質問には、一番後ろで見守ってくれていた男の子(多分最年長)が「餌をはこんで口から口にうつす」と、かなり細かい回答をしてくれました。後ろのほうだから見えているか心配だったけど「見える?」と聞くと「うん!」と頷いて反応してくれ、最後までじっと見守ってくれていました。

ベッドから見ていた子も、目を真ん丸にして観てくれていました。最後の方は少し疲れちゃったかな?富士山のバランス芸も大道芸らしいフィナーレで、技が決まった時はまるで大道芸の輪のような拍手の中で演技を終えました。
終了後、片づけながらのお見送りの中で、真ん中で見ていた1歳の子が、「やわらかいボールをずっと手放さずに握りしめてじっと見入っていたのでびっくり!」と保育士の方がおっしゃっていました。1歳の子にも何かワクワクしたものが伝わっていたなら嬉しいなと思いました。

大道芸・マジック

2024.06.24

担当:マサトモジャ、友川まり(スマホジ)

場所:静岡県立こども病院(オンライン)

スマイリングのスタジオからオンラインでマジックショーをお届けしました。

いろいろと語りかけ、コミュニケーションを取ることを意識しながらショーを行いました。

ピカチュウなど、子どもが好きそうなキャラクターを使用したマジックを初めて取り入れたりもしました。

カメラ越しではありましたが、拍手や笑い声が聞こえて手応えを感じました。
今後も、スマイリングの活動に特化した、新しい演目なども色々考えて取り入れてやってみようと思います。

歌とおはなし

2024.05.27

担当:樹木の音色さえこ(井上冴子)、友川まり(スマホジ)

場所:静岡県立こども病院(オンライン)

  歌をメインに、絵本の読み聞かせをしました。歌に出てくる場面を絵に描いて見せたりしました。

 今回は、少し大きいお子さんも楽しめるような曲を用意しました。画面をオフにされている方が多かったのですが、その分、画面の向こうにいる皆さんに届けられるようにやってみました。
 そして、絵本のほうでも、画面の向こうにいるスタッフの皆さんや、親御さんたちと会話ができればいいなぁと思いながら、呼びかけながら読み進めてみました。

 スマホジちゃんが、踊ったり、助けてくれたので、とっても楽しく活動ができました!
実はスマホジちゃん、今回初めてエアギターに挑戦しました! みんな気付いてくれたかな?

大道芸のパフォーマンス

2024.04.22

担当:あまる

場所:静岡県立こども病院

 フォークやスポンジボールを使ったマジック、バウンスボールのジャグリング、富士山のバランス芸などを行いました。
 小さなお子さん(あとで0歳児とうかがいました)が三人、ずらりと並んで、もう一人小さなお子さんが一人、ご家族といらしてました。私の最初の挨拶の際、キリのいいところで「あい!」と声をあげてニコリと笑ってくれました。近づいてみると泣きそうな顔に ^^;
 幼稚園の年長さんくらいの男の子にはボールのバランス技のお手伝いをしてもらいました。成功して拍手をもらえたので照れながらも嬉しそうにしてくれました。

 特に印象的だったのは、三人並んだ乳児さんが目をしっかりと開けたまま、まばたきも感じないほどじっとこちらを見ていたということ。正直なところ、途中で寝たり泣いたりするかなと思っていたので意外な反応でした。
 最後のバランス芸が終わって、一人一人と手を振ってお別れをすると、それぞれがしっかりと手をふり返してきてくれたのでこれにも驚きました。最初に声を上げて反応した子も、指をピンと張った感じでニッコリしながらまた「ひゃ!」と声を出していました。「仲良くなれたかも🎵」と思って近づくとまた泣き顔に(苦笑) 

 はてさて、彼らには一体どんな風景が見えているのでしょう。中学生の女の子もお母さんと一緒に最初から最後まで技がうまくいくたびに拍手をして盛り上げてくれました。

歌とおはなし

2024.03.25

担当:樹木の音色さえこ(井上冴子)、友川まり(スマホジ)

場所:静岡県立こども病院(オンライン)

 歌をメインに絵本の読み聞かせをしました。途中から、バイオリニストの山田綾子さんにが演奏をしてくださいました。

 今回はバイオリニストも一緒の活動となり、いつもと違う雰囲気で充実した活動になりました。ヴィバルディの「四季・春」は一度は聞いたことのある曲で、しかも場面ごとに色々な場面を絵で見せてくださって、ここのメロディーってこんな感じなんだ!とイメージしやすくて、とても楽しく私も見てしまいました!

 皆さんからも「ここは雷なんだ!」など、声が上がっていて、楽しんで見ていたように感じます。そして、手拍子や音楽にのってくださっているなど会場の様子もわかり、こちらも楽しくできました。
 今回はバイオリニストの方とコラボできましたが、いろんなアーティストさんとコラボしながらの活動も色々な可能性が生まれて面白いですね! いつかまたコラボできたらと思います。

大道芸のパフォーマンス

2024.02.26

担当:あまる

場所:静岡県立こども病院

 フォークやスポンジボールを使ったコミュニケーションマジックから始まり、クラブとバウンスボールのジャグリング、富士山のバランス芸などを行いました。30分のショーのあと10分ほどの質問コーナーも設けて交流を楽しみました。

 会場に到着すると、すでに子どもたちや親御さんが待っていてくれました。最初に「大道芸を観たことがある人?」と質問をすると「(大道芸を)やってる」と返す男の子がいました。その時は聞き間違いかと思いましたが、ショーの後の質問コーナーで、看護師さん経由で「ジャグリングのやり方を教えてほしい」という話があり、その子がジャグリングの練習をしているとわかりました。そしてショー以上に熱が入り(?)ボールジャグリング初心者講座が始まりました(笑)。

 終わって片付けをしていると、プレイルームに小さなお手玉を持ったその子が帰ってきて、なんとジャグリングの練習を始めました。隣りで看護師さんも「私も」と何やら始まったので、片付け半分で私も再度ジャグリングのワークショップを実施してしまいました。まさかの展開でしたが、看護師さんがついているので後のことはお任せをして、出発しました。

 大道芸が大好きな女の子がいて、最初は初めましてのパフォーマーである私に緊張(行ったり来たり)していた様子でしたが、最後には笑顔と感情いっぱいにハートマークをつくってリアクションをしてくれました。まだ1歳未満にもみえる子が途中から演技エリアのすぐ隣りに陣取って、ベットからずっと見守ってくれていて、その子の様子をみていた看護師さんたちが何やら反応していましたが、どうやら普段とは少し違ってじっと集中している様子が珍しいようでした。その子の存在が演技空間の一部のようになって、ステキな雰囲気が広がった気がします。子どもたちと一緒に保護者の方々も楽しそうに見守ってくれて、あたたかな一体感のある訪問回となりました。